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心と体を解きほぐす“新しい”伝統的鍼灸

心の疲れを自覚できていますか

 現代日本に生きる私たちはみな、自覚の有無にかかわらず常に心を擦り減らしています。行き過ぎた合理化・画一化によって寛容さを失った社会では、人間各々の思考や願望は抑制されて自由を失い、言動も生き方さえも用意された枠の中に押し込められ、そこから逃げることも立ち止まることさえも許されず、自分の意志とは無関係に人生を走らされています。自分の思いや感情と自分を取り巻く環境や現実に折り合いをつけることを無理強いされることで(あるいは無意識のうちに“自分を殺して”生きることで)、心に疲れや傷を抱え込んでしまうのです。そしてそれが解消されないまま蓄積していくと、やがては体の健康までも害することになります。

 また、幼少期から培われた強いこだわりや振り捨てることのできない信念が病の背景になっていることもあります。「○○であるべき」「○○しなければならない」との人一倍強い正義感や責任感あるいは完璧主義な性格は
、思い通りにならない現実、理想と現実のギャップに耐えられず、自己嫌悪感や周囲へのいらだちを募らせてしまう嫌いがあり、そうなってしまっては心穏やかな日常は望むべくもありません。このようにこだわりや信念のためにストレスフルな生き方を強いられている人はやはり病を患うリスクが高まります。

つまり、“許すこと、受け入れること、諦めることができる心の余裕”と“ひとつの観点に囚われない柔軟な思考態度”が健康の維持と病気からの治癒という面では大切なのです。しかし、性格や気質は容易く変わるようなものでないため、それらに起因する病は根が深く治りにくいということになります。

 心を疲弊させ、心の余裕を奪うのは、自分では制御できない感情の高ぶりや精神的葛藤であり、具体的には家族や人間関係の呪縛とどうにもならない辛い境遇に対する無念さや無力感、将来への不安や焦り、拭い去れない忌々しい記憶や過去の自分に対する後悔、他者への羨望や遺恨、自己肯定感の欠如などです。このような鬱屈した精神状態が人間にもともと備わっている〈健康を維持する仕組み〉や〈異常をきたした体を自ら治す力〉の働きを阻害します。心の問題は自発的(意識的)に解決することが難しいうえに、当の本人がそれを自覚していないこともしばしばあるため、病の予防や治療において大きな妨げとなるのです。

 なお、心の平穏は慢性的な睡眠不足によっても乱されます。睡眠不足の心身は感受性が
過敏になるため、ごく軽い刺激でも増幅されて不快に感じ、本来取るに足りないような問題も受け流すことができなくなるからです。このような過度な反応の繰り返しによって心が常に揺り動かされていると、ついには情緒不安定や抑うつ状態に陥り、不定愁訴と呼ばれるさまざまな身体症状が自覚されるようになります。

 ちなみに、傷害された身体組織や機能の回復は精神的ストレスによって妨げられますが、質の良い睡眠によって促進されます。反対に睡眠不足が常態化すれば心身は回復の機会を失い、ダメージが積み重なって重症化しやすくなります。

 

心と体の両方に働きかける鍼灸治療

 心に起因する病気や症状に対して、現代医学は未だに手をこまねいています。検査結果にあらわれず病気と診断されない自分の苦悩が、医者にはまともに相手にされず、家族や周囲の人たちにも理解してもらえないのはとてもやるせないものです。

 一方、身体と精神の有機的なつながりを説く伝統医学は、患者の心のあり様と病の関連を重要視します。そして、伝統医学に立脚する鍼灸治療には〈体への施術を通じて心の状態に働きかける〉方法論が備わっており、気分の落ち込みや感情の乱れを抑え、精神を安定に導くことで苦痛や病を癒す効能が臨床においても大いに認められるため、悩める患者に寄り添える懐の深い医療であるといえます。


 〈日々の暮らしに何らかの生きづらさや心のわだかまりを抱えて病を患う人〉や〈病の苦痛と不安に心が折れかかっている人〉には、伝統的鍼灸治療による心身両面へのアプローチが有効です。

 当院の“古くて新しい”鍼灸治療で、鬱積した心とこわばった体が解きほぐされる心地よさをまずは体感してみて下さい。

 

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